西宮市社会福祉事業団は、高齢化社会が進展し、また、ノーマライゼーションが浸透するなかで、複雑かつ多様化する福祉ニーズに対応し市民福祉の向上を図るため、西宮市と連携のもと、高度な専門性と効率性でもって、福祉事業を組織的かつ体系的に実施していく必要があることから、昭和63年4月に西宮市により設立されました。事業については、高齢者福祉、障がい者福祉、児童福祉等保健・福祉サービスを幅広く展開しています。平成12年4月からの介護保険制度のもとでは、ホームヘルプサービス、訪問看護、デイサービスセンター、介護老人保健施設等の事業についても当事業団が事業者指定を受け、居宅介護支援、福祉用具貸与事業を加え、更に平成18年4月からの新介護保険制度のもとで、地域包括支援センターの運営や介護予防サービスを含めた総合的なサービスの提供を行っています。また、平成15年4月からの支援費制度に続き、平成18年4月からの障害者自立支援法のもとでは、生活介護、就労継続支援B型、就労移行支援、ホームヘルパー派遣センター、ガイドヘルパー派遣センターで事業者指定を受け、更に、平成25年4月からの障害者総合支援制度のもとで、短期入所を含めた障害者支援の充実も図っています。指定管理者制度のもとでも、今日まで培ってきた専門性や公共性、各種サービスを総合的に提供し得る等の特性を最大限に活かし、ご利用される方に満足していただけるサービスの提供に努め、財政的にも自立経営を実現しつつ、公立施設の管理を行っています。