主任・サービス管理責任者
#08

働きやすさ×成長×喜び。
すべてが掛け合わさる、かけがえのない仕事ができています。

いずみ園

主任・サービス管理責任者 2004年入社

インタビュー

INTERVIEW
EPISODE

姉の背中を追いかけて、一生の仕事と出会えました。

姉のように働きたい。それが、福祉の道へ進むきっかけでした。当事業団で働いていた姉から、地元である西宮市に根付き、やりがいや働きやすさもあると聞き魅力を感じたので、入職を決めました。これまで、障がい者の方の暮らしをサポートする「いずみ園」と「名神あけぼの園」で勤務をしてきました。利用者さまの送迎をはじめ、日々の様子をつづった連絡帳の確認、食事のサポートなどを行います。今は「いずみ園」でのサービス管理責任者として、個別支援計画書の作成もしています。
入職してすぐももちろんですが、責任者を任せていただく時も研修制度が充実し、とても安心できました。計画書をつくる研修では、他の職員も交えて意見交換をしながら作成をしていきました。さまざまな知識や視野を織り混ぜながら進めていくので、学ぶことが多くありました。最初は苦労も感じましたが、今は研修での経験を生かし、ご本人・ご家族からの意向や他の職員の声を聞くモニタリングを重点的に行いながら、一人ひとりのサポートができるようになってきたと感じています。

EPISODE

利用者さまとの信頼関係を築くこと。その先には大きな喜びが待っています。

利用者さまにとって、一職員で終わらないこと。施設内の生活をサポートしながら、安心をも届けられる一人になりたいと感じています。そのために、コミュニケーションをとる時間は大切にしています。特に担当につくと、利用者さまと接する時間も増え、関係は築きやすくなります。自分をよく見てくれていると安心感を覚えてくれるのか、反応が変わることも。たとえば、騒がしい環境が苦手な方が興奮してしまった時、周りの職員では抑えられないこともありますが、私が声をかけると、落ち着きを取り戻してくれることも増えてきました。利用者さまに少しでも近づけ、心を許せる存在になれてきたことを実感できる、うれしい一時です。障がいのある・なしに関係なく人と接する上で、まずは相手の性格や話す表情から距離感を見極め、保つことが、信頼関係を築くには大切なのだと感じました。
私たちは、利用者さまのサポートを任されている立場。私たちを信頼し任せていただくご家族の思いにも、応えなくてはいけません。ご家族の疑問や不安に、しっかりと寄り添い対応できるよう、職員間との連携は常に心がけています。責任者である私からの発信も大切ですが、本当に必要な情報を職員自身で判断でき、積極的に声に出せる現場にできるよう、職員のサポートにも力を入れていきたいです。

EPISODE

育児との両立とキャリアアップ。
西宮市社会福祉事業団にいるから、かなえられました。

当事業団では、成長や働きやすさを感じることが多くあります。特に家庭・子育てとの両立では理解を示してくれる職員が多く、本当に助けられています。私自身、二人の子どもの出産時には、それぞれ産休・育休を取得し現場へ復帰しました。運動会などのイベントや急な発熱などにも、みんなで協力し合う体制がしっかりと整えられ、会議などがない時は、残業せずに帰ることができるので、家族との時間も十分にとれています。家庭との両立を実現しながら、管理者としてのキャリアアップもできました。定員も職員の数もまったく異なる「いずみ園」と「名神あけぼの園」での経験で、視野が広がり自分自身の成長も大きく感じています。
経験のない方でも大丈夫。教育担当者が一人つき、半年をかけたOJT研修で、送迎車やリフト車の使い方からトイレや食事介助、車いすの動かし方、座学研修など、基礎からしっかりと技術や知識を身につけられるので安心してください。1日の終わりに行う教育担当との振り返りの時間で疑問点も解消でき、不安を残すことなく次のステップへと進めます。未経験からスタートした職員も多く、今では率先して利用者さまのサポートにあたっています。人と関わり合うからわかる気づきや楽しさを発見できる環境で、一緒に働いてみませんか。

取材日:2019年12月
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