EPISODE
介護員としての今の自分。そのすべては、パート職員の経験からはじまっています。
学生時代は調理師の専門学校に通っていました。調理の道へ進むべきかと決断しきれず悩んでいたところ、目に飛び込んできたのが当事業団でした。ヘルパー2級の資格を取得していたこともあり、「小松デイサービスセンター」でパートとして送迎業務や介護業務を担当することに。最初は実務経験がなく、大きな不安を感じていました。しかし、当時の所長や、今は「すこやかケア西宮」の部長である先輩の丁寧な指導で、やりがいや楽しさを感じ、いつしか続けたい仕事へと変わっていきました。当時はパートでの勤務だったので、安定を求め他社の有料老人ホームへ就職し、介護福祉士の資格を取得。経験を重ねるうちに、やはり介護の良さを教えてくれた当事業団で働きたいという想いが強くなり、「すこやかケア西宮」へ再び正規職員として入職をしました。それからは、介護員、相談員、ケアマネジャーとして多くの経験を積み、現在は現場の主任を任されています。これまではただ目の前のことを考える事で精一杯でした。しかし、さまざま視点から介護を見て、施設を出た後の生活にも目を向けたサポートができるようになってきました。
将来の自分に対し、不安を感じていた社会人1年目。パート職員の経験が、今の介護員としての基盤をつくりだしてくれました。当時の私を支えてくれた施設の職員たちには、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。