EPISODE
大好きな祖母の存在が、
やさしい介護員を目指すきっかけに。
介護福祉士を目指したのは、祖母が介護される姿を見ていた経験からです。病院で介護を受けていたのですが、大好きな祖母が丁寧とは言えない接し方をされているように感じて、私が関わるのであればもっとやさしく丁寧に接したいという思いから介護の道に進もうと決めました。通っていた短大の実習先に西宮市社会福祉事業団があり、「基礎からしっかり学べるよ」と先生に勧められたこともあり入職を決めました。実際に、入職後は一つずつ丁寧に仕事を教えていただけたので、不安に思うことはありませんでした。ただ私の場合、戸惑ったのは、人とのコミュニケーションです。利用者様との関係づくりにも時間がかかりましたし、人見知りということもあり、特に職員と打ち解けるまでに2~3年かかりました。今では笑い話ですが、年齢が近い先輩たちが食事に誘っていただき、少しずつ距離を縮めることができました。