訪問看護師
#04

訪問は1人でも、ケアは常にチームで。
あたたかい環境で成長も実感できます。

訪問看護センター

訪問看護師 2022年入社

西宮市社会福祉事業団の特徴は何だと思いますか?

  • POINT 01

    事業が幅広く、
    施設間で連携も取りやすい

  • POINT 02

    地域に根付き、
    信頼されている

  • POINT 03

    利用者様との関わりが多いので、
    経験が豊富に積める

インタビュー

INTERVIEW
写真
EPISODE

インターンシップで在宅の良さを再認識。
迷わず入職できました。

看護師を目指して大学に通っている頃から、訪問看護に興味がありました。実習を通して、病院では治療が優先のため患者様やご家族の思いに寄り添う時間が取りづらいと感じていた一方、訪問看護ではご本人が住み慣れた場所での生活が送れるよう深く関わっていることに魅力を感じていました。一旦は病院に就職しましたが、やはり訪問看護へ行きたいと大学の先生に相談。「西宮市の訪問看護ならココ!」と勧めていただいた当事業団へ入職しました。先生のお墨付きというだけでなく、訪問看護だけで4つの拠点があり、規模の大きさや地域での高い信頼度も魅力的でした。また、中途採用では珍しいと思うのですが、採用試験の前に実際の訪問看護の現場を体験させてもらえるインターンシップがあります。実習でしか訪問経験がなかったため、在宅で1人ひとりに寄り添ったケアを目の当たりにすることができ、涙が出るほどうれしかったです。センターに戻れば、朝も夕方も皆さんが積極的に意見交換されている姿を見ることもでき、前向きに採用試験に臨めました。

写真
EPISODE

思いを叶えるために、
セルフケアの大切さを知りました。

訪問看護師として働き出してから知ったのが、セルフケアの大切さです。私たちが訪問する以外の時間をどう過ごしていただくか、セルフケア支援としての介入の重要性を、上司からの指導や研修で学んでいます。たとえばご本人がお風呂に入りたいとおっしゃったとき、その思いに対して多職種が連携して実現に向けて動きます。ご本人の希望や意向に寄り添い、看護方針を検討・変更することは、訪問看護ならではのやりがいです。ですが、お風呂に入りたいという思いを叶えるためには、その方自身の日頃のセルフケアも重要です。体調管理や入浴中・入浴後の動線すべてを提供サービスで固めてしまって「用意ができたから入ってください」では、生活や身体機能の改善につながりません。ご本人やご家族ができるところは行えるよう支援し、一緒に目標に向かっていくのが、思いを叶える支援だと思っています。

写真
EPISODE

チームでのケアが、安心感と成長につながる。

入職してから驚いたことの一つは、当事業団の研修の多さです。月に1回、勤務時間内に2時間の研修があり、褥そう(じょくそう)やフィジカルアセスメントなどの基礎的なテーマを設けたり、外部講師の講義をベテランの職員もパートスタッフも一緒に学びます。病院と同じように最先端の情報に触れることができ、グループワークでは他拠点の方の経験も聞けるため、とても勉強になります。また、一人一台タブレット端末が貸与されているため、訪問先から写真ですぐに情報共有できることも大きな安心感につながっています。夜間の緊急携帯電話担当は、月に1回、2~3日まわってきますが、携帯が鳴ったとしても電話口での対応で済むことも多いです。というのも、緊急の呼び出しは職員だけでなく利用者様やご家族にとっても負担になるため、日頃からのセルフケアを推進し、緊急携帯が鳴った際には振り返り対策を行っているからです。当事業団では、インターンシップにはじまり、研修やICTの充実、そして何より相談しやすい先輩方がいて、常にチームで動いているため、イメージしていたよりずっと1人の負担が少ないと感じます。

EPISODE

メッセージ

私が働く訪問看護センターは、30代~50代の方が中心で、とてもアットホームです。センターに帰ると、「おかえり!」と声がかかって、最初は困ったことを相談していましたが、気付いたら「今日こんなことがあったんです」と、何でも言える関係性を築けています。あたたかい上司や先輩に囲まれ、日に4~5件を担当してさまざまなケースを見る中で、少しずつ先を見通す力を磨けたらと思っています。病院での勤務経験はもちろん役立ちますが、困ることや難しい場面があっても必ずチームで取り組むため、訪問看護が初めての方も安心して仕事ができます。ぜひ一緒に頑張りましょう!

1日の流れ

ONE DAY
  • 8:45

    出勤

    ケアについて先輩に相談したいことをまとめておきます。

  • 9:00

    訪問開始

    利用者様宅へ伺い、バイタルチェックや必要なケアを提供します。午前中はだいたい3件を訪問。

  • 12:30

    休憩

    事務所に戻り、昼食を取ります。その間に、電話対応を行うことも。

  • 13:30

    訪問再開

    午後からも訪問を行います。ご本人はもちろん、ご家族ともしっかりとコミュニケーションを図ります。

  • 16:00

    帰所

    予定通り訪問を終えて事務所へ戻り、その日の訪問記録を作成します。

  • 17:30

    退勤

    明日のスケジュ-ルを確認後、退勤します。

プロフィール

PROFILE
写真

大学の看護科を卒業後、急性期病院に4年間勤務。もともと興味のあった訪問看護を志し、2022年に西宮市社会福祉事業団へ。病院での経験も生かしながら、日々訪問看護師として成長中。

取材日:2022年11月
矢印